ほんとは一緒に帰りたくないんだろうなぁ… 『おい、陽菜?お前俺の話聞いてる?』 『えぇ?何?聞いてなかった!』 『ったくよ。何ぼーっとしてんだよ。不審者さ、朝も昼も夕方も夜も、いつでも出没するらしいぜ?お前、遅刻多いだろう?1人で危ねぇから朝も一緒に行こうぜ?』 ドキン やばい。 やばいっす、先輩。 『い、いいの?』 『めんどくせぇけど、お袋もそうやって言ってくるだろうし、仕方ねぇから行ってやるよ。』 やっぱ、めんどくさいんだ… 『ありがとう…』