ふとんをかぶったままおびえた感じにこちらを見る里奈。


私は里奈の元に行って・・・


パンッッ!!!


思いっきり平手打ちした。


里奈がおもいっきり痛そうに頬をさする。


「馬鹿里奈!!今、痛かったでしょ!?やり返したの!?わかる!?」


「・・・うん、もっとやってもいいよ。」


里奈がなみだ目をしながら言う。


「違うよ!!やりかえしたからおあいこなんだよ!!」


キョトンとこちらを見る里奈。


「りなはさぁ、私の自慢の友達なんだよ・・・ルイくんが好きだったからって何?今もすきなの?ていうかさぁ・・・」


「なに?」


里奈がじっとこちらを見る。


「こんなんで終わるの?私たちの友情。私は、終わりたくない・・・。」


やばい、かんじょうがですぎて涙が・・・


「沙里菜っ!!」


「えっ。」


ガバッと里奈が抱きついてくる。

「さりなぁ~。」