えっ?


涙を拭いて目の前の光景を見てみると・・・


ルイくんが美香を叩いた?でも、なんで?


しばらく、3人とも放心状態のままだったが、最初に口を開いたのはルイくんだった。


「沙里菜はそんなやつじゃない!沙里菜はすくなくてもお前みたいな女よりは100倍いい女だ!!」


状況がわかった美香が顔を真っ赤にして怒鳴った。


「はぁ、なんなの!?いきなり、叩いておいて?!もう、いいわよ!勝手に二人でいたら?このキモオにブス女!!死ね!!!」


切れて、走ってかえって行った。


「・・・ルイくん、はなそ?」


「・・・あぁ。」


二人で屋上に向かった。


「ルイくん・・・」


「沙里菜、ごめん!!」


えっ、いきなり謝られるとはおもわなかったのでビックリした。  


「な、なんで?」