「なんだよ、話って?」


「里奈から聞いた。美香とのこと。で、昨日現場見た・・・」


ルイ君がはっとした。


「い、いや、ちが、ちがうんだ、これには理由が、、」


「いいよ、そんなの。」


「えっ。」


「ルイ君は沙里菜のことちゃんと好きでいてくれた?」


「えっ、」


「私は大好きだったよ。」


「俺だってすきだ・・・」


「そんな、偽りの言葉要らない。」


「そんなんじゃ!!」


ごめんね、ルイ君。もうあなたに愛する愛はまだあるけど優しさはないんだ。もう、疲れた・・


「私には指一本触れてくれなくて・・美香とは体まで重ねて・・」


ルイ君が私の頭を触ろうとした。


「いやっ!!!!汚い手で触んないでよ!!!」


ルイ君が傷ついた顔をした。けど、もうなんとも思わない。


「どんなことされても、信じてた!みないふりしてただただしんじて・・・。けど、、けど!!あなたはなんとも思ってないんでしょ!?」


苦しい苦しい。止まらない。

「あなたに思ってもらえたらと、ずっとずっと・・・」


さようなら


「終わりにしよう。」


ルイ君が困惑した表情でこちらを見た。


「別れるってことか?なんで・・?」