時刻は、夕方六時。


最初未架は帰りたくないと言って、


あっちこっち歩き回っていた。


俺は当然疲れないが

未架は生身の人間なんだから


当然疲れるに決まってる。



そして、目に見えて疲れ始めてると言うのに


未架は帰りたくないと言った結果が


この時間だ。