「あ、うんっ大丈夫…」 顔を覗き込まれる。 近いよ、近いよーっ// ―イイダロウ、僕モモウ手段ハ選バナイ― 「…なにすんだよ」 澪君と手を繋いでいることに気を取られ、後ろから黒い影が迫ってきていることに気付かなかった。