「どうかしたんですか?」



あたしは痛む鼻を擦りながら先輩を見つめる。



先輩はゴソゴソとポッケを漁り、そして何かを掴んでそれをあたしに見せつけた。



紙。


普通の長細いチケットみたいな紙が2枚。



「甘いものは好き?」



あたしはそのチケットに書かれている文字を見た瞬間、目を光輝かせた。



「スイーツ食べ放題っ?!」



「そう」



目をキラキラ輝かすあたしを見て、先輩は面白そうに笑った。



そのチケットはスイーツ食べ放題のチケットだった。


それが2枚ピラピラと揺れる。



「成功したら一緒に行っちゃったりする?」



「い…行きます行きます!!!是非ご一緒させてくださいっ!!」



女子高生ならきっと誰もが目を輝かせるだろう。


あたしは甘い物が大大大好きだ。



嬉しい嬉しい!