目指すはキラキラの世界。 澄み切った世界。 あたしもそこに立ってみせる。 4月。 遠くて遠くて、届きもしなかった場所。 あたしは今、その階段を一歩ずつ進んでいる。 崩れてしまわぬように、慎重に。 あたしは熱くなった熱が消えないうちに、布団に入って寝ることにした。 目を瞑れば思い出す、先輩の笑った顔。 大好きな人の笑顔。 きっとあたしはリノアとシンクロできる。 凄く強く、シンクロできると思った。 恋をするって、こういうことなんだ。