荒い呼吸。 痛む喉。 震える指先。 何もかも嫌になる。 あたしは最低なことをした。 最低なことを言ってしまった。 謝ってももうきっと意味はない。 それだけ最低なことを言ってしまった。 弥生先輩は何も悪くない。 あたしのことを認めてくれて、だから主役にしてくれたんだ。 なのにあたしはその差し伸べられた手をいとも簡単に振り払ってしまった。 行き場のないこの気持ち。 あたしの〝心〟はどこにあるの? 苦しい。 悔しい。 自分はやはり弱かった。 強くなれていなかった。