「「…………………」」
ユラーリユラリと。
あたし達の周りを渦巻くのは、誰かにヘルプを求める沈黙。
しかし助けは来ない。
分かっている。
どうせスーパーマンは現れない。
是非ともこの量のスイカをスイカ大食い選手権で使ってほしい。
生き残っているのは、あたしと慎也先輩。
この2人のみ。
あたしは〝もう無理です〟と必死に表情で訴えた。
ゲップはできない。
もししてしまったら、止めどとなくスイカがあたしの視界全体に出現するだろう。
それは何としても阻止したい。
そんなこと慎也先輩の前で晒すことなんてできない。

