「う゛ー…、あたし…もうやめていいですか…?」
あたしは机に突っ伏しながら低く唸る。
気持ちが悪くなってきた。
もうすでに限界を超えている。
これ以上は無理と体が訴えている。
今にもスイカがリバースしてきそうだ。
それはマズイと、あたしは必死に堪える。
「ダメだ…っ、俺だって頑張ってるんだからな…?」
「うぅー…」
…あれ?
夏沙先輩が机に突っ伏したまま顔を上げていない。
よく考えてみればさっきからずっとこうだった…?
夏沙先輩は5日くらいまでは普通にバクバク美味しそうにスイカを食べていた。
信じられないくらいの量を物凄いスピードで。
しかし6日目になって、その量とスピードはガクンと落ちた。
まるで食べるぜメーターが0パーセントになったかのように。

