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「うーわぁー、すっごい疲れたっ!!」
「夏沙投げまくったせいで腕が痛いんだけど」
みんな砂浜に倒れこんでいた。
だが弥生先輩と美空先輩は海に入らなかったみたいで、涼しい顔をしていた。
まるで優しく見守るお姉ちゃんみたいだと思った。
「一週間分の体力がなくなった…」
「分かる分かる」
八木先輩もゆた先輩もみんな楽しんでいた。
親以外と海に来たのなんて初めてで、違う何かを感じていた。
こんな関係がいつまでも続いてほしいと思った。
初めてこんなことを思った。
今まで無関心なことが多かったから。
これが…〝大事にしたい人たち〟なのか?

