「あいうえお―――ッ!!!!!!」



突如、校庭目掛けて叫んだ八木先輩。




…は?




頭が真っ白になった。


あたしの頭はハテナ。



八木先輩は恥ずかしそうにフーと長く息を吐いて、その場にしゃがみ込んでしまった。



…って、度胸つけってこういうこと?!



こんなのぜんぜんワクワクじゃない。


ぜんぜん楽しくないし、むしろありえな…



「キャハハハ!!!なんでいつも八木っちは『あいうえお』なのー?」



お腹をかかえて大爆笑する夏沙先輩。



いやいやいや、言うこと決まってないのかよ?!


あたし、何て言えばいいの?!