きっとあたしが入ったら演劇部は濁ってしまう。 キラキラを失っちゃだめだ。 あたしは…輝けないから。 「何か言われた?」 ぐっと喉が音をたてた。 「べ…別にっ」 絶対言えない。 あれはあたしのプライドにも関わってくる。 言いたくない。 あんなの…受け流してしまうんだからっ。 音もなく、過ぎていく日々。 あたしはキラキラ輝けない。 今だ奥底に沈んだまま。 抜け出せない闇の中、あたしは永遠にもがいてる。 それでいい。 別に構わない。