「いやぁ、やっぱいいわ、優那」

そんなことを言ってまたクスクス笑みを零す彼。

どこがいいんだか…;

「あ?どこが」

神鐘君が首を傾げて葛城君に問う。

「いや、なぁんか…変わってるっつーか。

男がそれほど嫌いってわけじゃないっぽいんだけど

なんか若干距離感があるっつーか…

軽く壁みたいなもん作ってんだろーな…て」

…正解だ…。

なんで分かるんだろう。

本当に壁をつくっていたのは確かだし。

でも簡単にそこまで見敗れられるなんて…

「ビンゴ…だったっしょ?」