そう思っていると、

その子はみるみる顔を真っ赤にさせ、




だけど、満開の笑顔で、




「おはよ。」




そう一言。




その表情に、不覚にも胸が高鳴り、


思わず頬が緩む。




後ろから野次が飛んでくるけど、


そんなこと気にしてないように俺を見つめてくるその子。




俺も目を合わせながら、


挨拶も悪くない、そう思ったんだ。




君・男の子side☆END☆