高杉先生は「寒いから、そろそろ病室に戻ろう。」と言ってあたしを病室まで送ってくれた。


高杉先生は去り際に、「いつでも話がしたくなったら俺のところにおいで。俺はいつでも待ってるから……。」それだけ言って去っていった。