「いなくなっちゃうんだよ…っ!」 私は死んでしまったのだろう。 最愛の人をこんなにも苦しませて、神様は酷なことをする。 「…そろそろかな」 体が軽くなってきた。 「ユーリっ…」 「デートしてくれてありがとう。みんなには見えてないのに…優しくしてくれて、嬉しかった」 もう、私がキミといることは許されない。 こうして戻ってこれただけでも、不思議なのだから。 私はもう一度ヒロにキスをし、