それにも関わらず、相変わらずあたし達の傍にいていてくれる頼城先生。
「ここにいてくれるだけでも十分嬉しいし、先生自身の時間を大切にしてほしい」
勇人がそう言ったから、頼城先生はあたし達から少し離れた机でパソコンと向かい合ってる。
バンド名が全然思い浮かばないあたしは
何となく頼城先生を盗み見た。
普段は見ない眼鏡姿。
でも、静かに真剣に手元のプリントとパソコンを見る姿は
いつもの如く格好良い。
今日もスーツは黒。
今日はカッターシャツも黒。
ネクタイはしてなくて、胸元のボタンがちょっと開放的。
はぁあああ……
あの人、無駄にフェロモン出してない?
って、先生のせいであたしのキャラ崩壊気味だし……
「―……な!奏っ!ぼーっとしてないで考えなさいよ」
「ここにいてくれるだけでも十分嬉しいし、先生自身の時間を大切にしてほしい」
勇人がそう言ったから、頼城先生はあたし達から少し離れた机でパソコンと向かい合ってる。
バンド名が全然思い浮かばないあたしは
何となく頼城先生を盗み見た。
普段は見ない眼鏡姿。
でも、静かに真剣に手元のプリントとパソコンを見る姿は
いつもの如く格好良い。
今日もスーツは黒。
今日はカッターシャツも黒。
ネクタイはしてなくて、胸元のボタンがちょっと開放的。
はぁあああ……
あの人、無駄にフェロモン出してない?
って、先生のせいであたしのキャラ崩壊気味だし……
「―……な!奏っ!ぼーっとしてないで考えなさいよ」


