頭が良くて、優しくて、顔もそこそこ。



そんな頼城先生は、男子からはなりたい男の理想像

女子からは理想の彼氏像として騒がれるようになってた。




メニューや内装について着々と決まっていくのを聞きながら
あたしはたまらなくなって空を見つめた。






雲ひとつない、晴天。




何だか嫌味だな……


なんて思った。