「う…嘘…?」 「あぁ。」 「何で嘘言ったの?」 「そうでも言わないと、大変なことになるから。」 あぁ、そっか。 陽モテるから大変なんだ… 「それに、もらったら、1人やきもちをやく人がいるから。」 へ…? それって、まさか… 「それに俺、楽しみにしてたんだけど。奈々からのチョコ。カナリ練習したって奈々の友達が言ってたから。」 優しく笑う陽を見て、また、涙が溢れてきた。 「みな…みー…っ、だ、大好き…」 「うん、俺も、大好きだよ。」 そう言って、もう一度抱きしめてくれた。