-----今日もまた行っていい?


声ではなく、画面に映る文字でそうやって華恋に聞かれては、俺も答える。


華恋と同じ方法、画面の文字で...


-----いいよ


と一言。


こういうことが毎日続くのかと思ってた。


しかし、毎日毎晩の日課はいつの間にかなくなった。


文章で、部屋の行き来を相談することはしなくなった。


夜、俺が華恋を部屋に呼び出して、体を重ね合わすのが当たり前になってしまったから。


唇でも感じ合える互いの温もり。


華恋と二人で、たくさん感じ合う。


夜のお許しが利かなくなるまでなら、いくらでも感じた。


...感じれた。


その間はとにかく快感だった。


本物の兄と妹でも、こんなに体が反応するんだって思うくらい。


妹の蜜を見るたび思った。


妹のこと好きってわけじゃないのに、なんでこうして求めてんだろ・・・


こいつを求めるのは1回だけって決めたのにな?