そんなこと、もう知ってる。

弱がりな君。


俺、なんかしたかな。


「怒ってる......?」


「怒ってないけど」


華恋はガバっとベッドから起き上がって、華恋にまたがってた俺とおでこがぶつかる。


大げさに、華恋とぶつかって飛ばされたかのようにベッドの上で尻餅を付いてみた。


「...今日、私が部屋に来てから素っ気無いじゃん」


華恋は、大げさに行動をとった俺に気を向けずに言った。


少しだけ悲しかったりするけど...


それはどうでもいいとして。


「普通のつもりではいるんだけど」


「つもりでしょ?」


俺は普通だ。


どっから見てもおかしいところはない。


何かを言いたげな華恋の強い口調が、俺の中を乱していく。