そんなこと、もう知ってる。

「...その......」


何もしてない華恋も好き。


けど、メイクした華恋も好きだって思った。


でも、毎日この華恋でいられたら、それはそれで確実に見飽きるだろう。


「あの...っ」


たまにだからこそ、この華恋も好きになれるのだ。


2ヶ月に1回だけ、化粧してる華恋を見れるなら、俺はそれがいい。


......きれいだよ。


「お兄の...学校に」


こんなに綺麗になってどうしたのか。


男でも関わってたりする?


焦らすように、1つの言葉ずつ区切ってる華恋。


「早く言えよ」


「...お兄......」


華恋は震える瞳で俺を見た。