君と恋に落ちて



「はぐらかさないでくださいっ」


私は少しムキになって言った。

ほっぺを少し膨らませて少し上目遣い。


「…参りました」

「はい!では教えてくださいっ」


簡単に落ちた。

大丈夫なのか、智裕さん。

騙されやすそう…ちょっと心配。


「まぁ学年3位以下は取ったことないっす」

「キャーー!超秀才じゃないですか!」


自分で言うのもおかしいけど、私の学校の特進はこの辺では超がつくほどの秀才系列。

その中で学年1位か2位しか取らないなんて…よほどの秀才だ。