「あんた、私に何処まで恥かかすん!?」 ドンッ 鈍い音ともに額から流れた生温かい液体…。 ふと触ると血だということが分かった。 「ごめ…ごめんなさい…」 「あんたのせいでまた男に逃げられたやん!!」 金切り声を上げて私の目の前に居る女の人……私の母親は私を睨みつけている。 「あんたなんか生まなきゃ良かったよ!」 そう言って母親は部屋を出て行った。