プルル…

メールだ。誰かしら。

――――――
雅樹
――――――
気をつけて帰れよ。
家着いたらメールしろ。

―――――――

なによ。偉そうに。



―――――――

―――――――
わかってるわよ。


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絵文字も無ければ
顔文字も無いメール。

でも、このメールが
好きでいつも
会いに行くの。
貴方は、優しいから…。