ジブリールは必死に腕を伸ばした。 けれど ラファエルはシェハキムを歩く一人の青年の体内に吸収されるように消えてっいった。 もう少し・・・ もう少しでラファエルに手が届いたのに・・・・・ 「い・・や・・・」 ラファエルが消える瞬間、ラファエルの声が聞こえたきがした。 ジブリールは自分の身体をギュっと抱きしめる。 もう・・涙を拭ってくれる人はここにはいない。 ラファエルの温もりも、声も そして最後の言葉も、こんなに深く身体に刻まれているのに・・・・・