(・・・・あ) やっぱりジブリール様ここにいらした。 長いプラチナブロンドの髪が見えた。 あれは間違いなくジブリールだと、自分が間違えるワケないと確信を持ってその部屋に近づいた。 「・・・あ・・」 確かにジブリールはいたのだけれど・・ その・・・・ 「す、すみません!!」 瞬時に熟れたトマトの様になったエティルは、頭を下げて駆けていった。 「エ、エティル!」