エデン


「‥‥って‥」

気がつくとおれはスラム街のゴミ捨て場に捨てられていた。

昨日のと合わせてあちこち傷だらけだ。

いっそ、殺してくれれば楽になれるのに‥‥



もうおれにヒカルを護る力はないから‥‥



『ヒカルをおばさんに預けない?』



おれは唇を噛みしめる。

唇の端からは赤い糸が流れていた。