ぶっちゃけ楽しくもあるよね。

あたしだって、それなりに恵まれているし親に感謝しないこともない。

ただただ、無力なんだ。


なんにもできない。

それが、悲しい。




東北の地震。大津波。

あんなことがこの平和な日本で起こるだなんて、誰が予想しただろう。

千羽鶴を折って送りつけたり、なんらかの自己満足を果たそうとするもの、すぐに現地入りするもの。

実際に私達も衝撃を受けたし、傷はついた。

しかし、現地の被災者、家族を失った者の苦しみなど映画で起きたことのように現実味などはなく、数週間すればまた同じ生活を余儀なくするしかないのだ。



誰もおかしくない。むしろ普通なのだ。

ボランティアに行くのもそう、皆、自分の中の善を満たしたい。
何かせずにはいられない。

立派だと思う反面、なんだかモヤモヤしてしまうのは私という人間がひねくれているからだろか。