…こっちに、来る!? えぇっ、嘘っ。 な、何でーー。 何でーーーーーーー! 「琉憂っ、来て」 「え、えぇー」 「フッ、早く」 「うーー」 馬鹿な返事をした私。 「フフッ、じゃあ行こ」 私の腕を掴み、ゴールに向かって走る。 優飛っ、はっ、速い。 転びそう。 無我夢中で走った。 ……ゴール。 はぁ、はぁ、つ、疲れた。 「1年2組、春野優飛さん。1位でゴールです。さて、お題は何だったんでしょうか?」 マイクが優飛に向けられる。