気付いたらいつも優飛を目で追ってしまう。


はぁ……


今日も麗璃ちゃんは、来ていた。

そして、優飛が席を立ちドアの方へ向かっていく。


やっぱり、麗璃ちゃんは優飛の彼女だった。


麗璃ちゃんが羨ましい。



早急、決めた体育祭の種目すら覚えてない。

体育祭は1週間後にある。

行きたくない。