次の日。 「琉憂〜」 秋羽が私に手を振りながら走ってきた。 「…うぉっ!!」 私に、突っ込んできた。 正確にいうと、ギュッてしてきた。 ……苦しい。 「琉憂、あったかぁい」 秋羽が私を抱きしめたまま、頬を私にあててきた。 なんか、猫みたい。 「会いたかったぁ」 昨日、会ったばかりだよね?