ユイは綺麗だった。



ホットミルクを口に運ぶ姿も、白く長い脚を組み直す姿も、全て。


それから、




「だから、なに?」




その瞳も。





真っ直ぐ、強く俺を捕えるユイの瞳は、俺を釘付けにした。



俺はどんどんユイに惹かれていく。