数日後の土曜日


学校が休みだった私は洋治の家に行く事にしていた



相変わらず、私のお母さんはグチグチ言ってた


そんなのいちいち聞いてたら
洋治とも話せなくなる


洋治自体を消すことになる


そんなの絶対に嫌!



ピンポーン♪


母(洋)「いらっしゃい。
どうぞっ、散らかってるけど」


玄関を片手で開けて、私を先に家の中に入れてくれる



静夏「おじゃましま〜す!」


元気良く言いながら靴を脱いだ


母(洋)「洋治!静夏ちゃんが来たわよ。早く出てきなさい」


一つの部屋をノックして声をかけると
中から洋治が出て来た



洋治「来たんだ///」


っと頭をかきながら照れて言う

静夏「来たわよ///」


っと私もハニカミながら答えた

お互いが何か新鮮で恥ずかしかった

多分、顔を合わせた場所がベランダじゃなかったから



母(洋)「じゃ〜、お母さん出掛けて来るから☆!!」


っと言う言葉に私と洋治は身を乗り出した


洋治「えッッ!出掛けるって聞いてないけど!!」


洋治は焦りながら言った


母(洋)「だって、言ってないもん☆」


っと明るく言う



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