「えっ!? う、ぁ…マジで!!?」 顔を真っ赤にしながら動揺しまくりの先輩。 眼鏡はちょっとずれ落ち、 何か言いたいようだけど、それすら言えないみたいだ。 ……なんて可愛すぎるんだろう。 ニヤけた顔が戻らない。 「勉強になりましたね、先輩」 「……それくらい分かってたわ、アホ」 「ソレ、買うんですか?」 「買わないわ、アホ」 さっきからアホアホ連発してますけど、 先輩のほうがアホですからね。 …これは確実に。 そんなとある夜。