「翔くん」
「ん?」
「あたしに奏来ちゃんを見ててもいいの。重ねててもいいの。奏来ちゃんの代理でいいの。あたしと…あたしとつき合ってくれませんか…?」
花音…。
オレが花音に奏来をダブらせながら見ていたのを知りながら。
花音の中の奏来に恋しながらいるオレを認めつつ、オレと…?
「それこそ傷しか残らない」
「それでもかまわない」
「オレは奏来しか想えない」
「それでもいいの」
「オレは…」
花音が車椅子から立ち上がり、オレに手を伸ばす。
バランスを崩さないよう、両手で支えると。
一歩。
二歩。
歩いてオレの腕の中に飛び込んだ。
「ん?」
「あたしに奏来ちゃんを見ててもいいの。重ねててもいいの。奏来ちゃんの代理でいいの。あたしと…あたしとつき合ってくれませんか…?」
花音…。
オレが花音に奏来をダブらせながら見ていたのを知りながら。
花音の中の奏来に恋しながらいるオレを認めつつ、オレと…?
「それこそ傷しか残らない」
「それでもかまわない」
「オレは奏来しか想えない」
「それでもいいの」
「オレは…」
花音が車椅子から立ち上がり、オレに手を伸ばす。
バランスを崩さないよう、両手で支えると。
一歩。
二歩。
歩いてオレの腕の中に飛び込んだ。


