「あたしの事なら、かまわないで?平気だよ?翔くんの赤ちゃんが産まれる、それはあたしにとっても喜び。愛し合った奏来ちゃんの翔くんの子供は、たくさんの愛と幸せの中で育っていくべきでしょ?翔くん、行ってあげて。2階のあたしの部屋にあの指輪があるから、それを持って、ね?」
「もう…」
「?」
「もう繰り返せないよ。花音との別れを、傷を繰り返せないさ」
「じゃあ、奏来ちゃんはどうなるの?小さな命を抱えて、誰とどこに行けばいいの?翔くんはパパなんだよ?奏来ちゃんはママで…。だから…だから…!」
「花音!もうそんな風に強がるなよッ。奏来を思いやるなよ!このままじゃ花音が潰れる!自分で自分を殺すなよッ!」
「だって!だって…!…っ…っ…。翔くんも欲しいけれど奏来ちゃんも大切な友達なんだもん!今、どっちを優先すべきかわかりきった事でしょ!?お腹に子供を宿した奏来ちゃんを一番に考えてあげるべき時でしょ!?だから行って!もうあたしと翔くんはおしまい。帰って!早く出て行って!」
「花音!」
出て行けと涙を流す花音を。
オレは。
抱き締めた。
花音はその腕を振りほどこうと必死にもがく。
「イヤッ!離してッ!もう何もいらない、足も翔くんも!あたしに降りかかるのはいつも辛さばかり!あたしなんて…あたしなんて産まれてこなければ…!」
「もう…」
「?」
「もう繰り返せないよ。花音との別れを、傷を繰り返せないさ」
「じゃあ、奏来ちゃんはどうなるの?小さな命を抱えて、誰とどこに行けばいいの?翔くんはパパなんだよ?奏来ちゃんはママで…。だから…だから…!」
「花音!もうそんな風に強がるなよッ。奏来を思いやるなよ!このままじゃ花音が潰れる!自分で自分を殺すなよッ!」
「だって!だって…!…っ…っ…。翔くんも欲しいけれど奏来ちゃんも大切な友達なんだもん!今、どっちを優先すべきかわかりきった事でしょ!?お腹に子供を宿した奏来ちゃんを一番に考えてあげるべき時でしょ!?だから行って!もうあたしと翔くんはおしまい。帰って!早く出て行って!」
「花音!」
出て行けと涙を流す花音を。
オレは。
抱き締めた。
花音はその腕を振りほどこうと必死にもがく。
「イヤッ!離してッ!もう何もいらない、足も翔くんも!あたしに降りかかるのはいつも辛さばかり!あたしなんて…あたしなんて産まれてこなければ…!」


