ガラスのタンポポ#虹

「また、あたし…立てなくなっちゃう…。翔くんと歩けなく…」


「大丈夫だよ、花音。一時的なショックかもしれない。GWが明けたら、オレと病院へ行こう。すぐ立てるようになるさ」


ショッピングモールを出て、タクシーに乗って花音の家へ。


帰るなりおばさんは動揺を見せたが、すぐに車椅子を用意してくれた。


事情を詳しく話し、病院に行くまで無理はさせない、そう言われオレは花音の家を後にした。