「明日は会わない方がいいね?翔くんを振り回すだけだもの」
そう言って観覧車から望む中途半端な景色を見て、花音が呟いた。
その横顔は、寂しい。
一言でいい。
「明日も会おう」
たったこれだけのフレーズが言えないオレは、花音を解放できない腐った男。
自分で立てと言ったくせに、のびのびと恋をさせてやる事もできず、かといって手放すわけでもなく。
生殺し。
あの指輪を再び奏来の元へ返したいだけなのに苦しむオレと花音に。
心から笑える日なんて来るのだろうか。
そう言って観覧車から望む中途半端な景色を見て、花音が呟いた。
その横顔は、寂しい。
一言でいい。
「明日も会おう」
たったこれだけのフレーズが言えないオレは、花音を解放できない腐った男。
自分で立てと言ったくせに、のびのびと恋をさせてやる事もできず、かといって手放すわけでもなく。
生殺し。
あの指輪を再び奏来の元へ返したいだけなのに苦しむオレと花音に。
心から笑える日なんて来るのだろうか。


