ガラスのタンポポ#虹

「わかったよ。オレは花音と…花音と笑える日を待とう」


「ありがとう、翔くん」


そう言って笑った花音は、指輪を大事そうにハンカチにくるみ、鞄の中へ入れた。


「今日はもう帰ろう」


「うんっ!」


何もかもこれでいい。


オレの答えは。


間違っちゃいない。