ガラスのタンポポ#虹

おさえきれない。


どんな声でもいい、奏来の声が聞きたくて。


オレは。


トランプを投げ捨て奏来を抱き。


熱く激しく奏来の唇を求めた。


「…ん。ん…っ…」


キスの合間に漏れる奏来の音。


オレは。


印したい。


オレと奏来が心から愛し合った事を胸に、体に刻み込みたい。


だから。


奏来のカーディガンを脱がせて。


ブラウスのボタンに手をかけ。


スカートのファスナーを下ろし。


下着だけの奏来の体中に小さな花びらのようなキスマークをいくつもつけた。


まるで。


さっき見た桜が舞い散ったような奏来の体。