一つ失えば軽くなると思ってた。
花音を失えば。
オレの隣は空くと思ってた。
なのに、どうしてだろう。
身動きが取れない。
奏来へ向かって飛びたいのに、なのに。
翼をもぎ取られたような心の痛みは何だろう。
でも、いいんだ。
この傷さえ、痛みさえ奏来が背負うべきものなら、オレが代わりに感じていたい。
そのまま家には帰らず、奏来の家へ向かった。
花音を失えば。
オレの隣は空くと思ってた。
なのに、どうしてだろう。
身動きが取れない。
奏来へ向かって飛びたいのに、なのに。
翼をもぎ取られたような心の痛みは何だろう。
でも、いいんだ。
この傷さえ、痛みさえ奏来が背負うべきものなら、オレが代わりに感じていたい。
そのまま家には帰らず、奏来の家へ向かった。


