「みなか―…?」
「すんっ―…
すんっ、えぅ―…。
ご、ごめんね。
恥ずかしくて、つい…」
「んーん。
ごめんな?
俺、女心ってよくわかんなくて…」
俺はみなかの頭を撫でた
「…普通の男の子なら
女心とか関係なく
裸だったら恥ずかしがると思うんだけど…」
「タオル巻いてたし
別に丸裸って訳じゃなかったのに…」
「ヒロくんは特殊なんじゃない…?」
この恥ずかしがり屋で
泣き虫なのは
宍紀 美菜華<シシキ ミナカ>
翔汰のいとこだ。
俺と翔汰より年が一個下で、可愛い妹みたいな感じだ。
「特殊?俺が?」
こくり、
とみなかは頷いた
涙ためて顔赤くして…

