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「雅弥ー!」
今日も可愛いらしい声が僕の名を呼ぶ。
今度は何を思いついたのか。
「なに、カレン?」
「恐竜が見たいわ!」
……うん。恐竜、ね。
「カレン、恐竜はね?むかーし昔に絶滅して今はいないんだよ」
「でも何処かにいるかもしれないわ」
「うん。だからね、絶滅したんだってば」
「でも、だって世界はこんなに広いもの!」
「…………はあ」
「ね?」
「じゃあとりあえず…
恐竜博でも行こうか」
この笑顔に、全て壊されてしまうんだろう。
そう、
金髪の天使はいつだって──…
END
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