「えっと・・・」
もう山根君は、かなり顔が赤くてはなせなさそうだから
かわりに紅弥ちゃんが話してくれた。
やっぱり、山根君ってピュア系男子?!
紅弥ちゃんは、けっこう大人しそうなのに
けっこうおもしろい子で気さくに話してくれる。
どっちかっていうと肉食系女子?
「実は、あたしの一目ぼれなんだっ♪
たまたま、耕平たちの学校が練習試合にきてて
それでほれちゃったの」
「へ~っ♪
ほれちゃったんだぁ~」
となりで山根君は恥ずかしそうにジュースをすすってる
かわいいなぁ~
「だけど、
耕平には好きな子がいたから
かなり押したんだっっ
絶対あきらめたくなくてさっ
そして、長期戦でがんばったのっ」
____ブフッ
オレンジジュースを噴き出してしまった
「あっごめんっごめんっ」
「大丈夫?星ちゃんっ」
「あっうんっ
二人はすごく、お似合いだよっ♪
ねっ真太郎?」
「・・・おう」
ちょっと、紅弥ちゃんに罪悪感があるけど
もう過去のことだもんね・・・
あたしはそれに
山根くんが幸せになってよかったなって
心から思ってる。

