意地悪王子とわけありな関係②




「えっと・・・」



もう山根君は、かなり顔が赤くてはなせなさそうだから



かわりに紅弥ちゃんが話してくれた。




やっぱり、山根君ってピュア系男子?!




紅弥ちゃんは、けっこう大人しそうなのに


けっこうおもしろい子で気さくに話してくれる。


どっちかっていうと肉食系女子?




「実は、あたしの一目ぼれなんだっ♪

たまたま、耕平たちの学校が練習試合にきてて

それでほれちゃったの」




「へ~っ♪

ほれちゃったんだぁ~」



となりで山根君は恥ずかしそうにジュースをすすってる


かわいいなぁ~



「だけど、


耕平には好きな子がいたから


かなり押したんだっっ


絶対あきらめたくなくてさっ


そして、長期戦でがんばったのっ」







____ブフッ




オレンジジュースを噴き出してしまった





「あっごめんっごめんっ」



「大丈夫?星ちゃんっ」




「あっうんっ

二人はすごく、お似合いだよっ♪

ねっ真太郎?」




「・・・おう」





ちょっと、紅弥ちゃんに罪悪感があるけど


もう過去のことだもんね・・・



あたしはそれに


山根くんが幸せになってよかったなって


心から思ってる。