意地悪王子とわけありな関係②




公園につくと



滑り台の下で



小さくうずくまってる



咲がいた・・・・。






「咲・・・。」



咲の名前を呼んだら


咲はパァと満面の笑みになった。




「真太郎来てくれたんだっ


足大丈夫?」




咲は心配そうに俺の足をみた。



「おう・・・

おまえなんでこんなとこいるの?」




「あっえっと・・・

どうしても、真太郎に会いたくなって

この公園にいたらひょっとしたら

会えるかな・・・って。」




咲はうれしそうに笑った。