意地悪王子とわけありな関係②





三年最後の試合



いままで練習してきたすべてが無駄になった




あのときもっと



足に気を使っていれば



こんなことにはならなかったんだろうな・・・




後悔ばかりで狂いそうになる。







プルルル~♪



プルルル~♪





「はいっ周藤ですっ♪」




「あの北川ですが、

星いますか?」




「あ~ら~


真太郎くん?


星ねっ今どっかでて行ったわ~


ごめんなさいねぇ~


帰ってきたら電話させますっ♪」




「はい、わかりました。」