「そういえばマミは??」

「もう寮に戻ってると思うよぉ♪ あ、芳と一緒にね!! あ゙ー僕そこも心配なのっ。」


…ナカって、マミにベタ惚れだったんだね。

汰一と顔を見合わせて、クスクスと笑う。


「それじゃ、早く帰ろっか!! 『7073』にっ☆」


忘れもしない……あたしたちのすべての原点は、『7073』だと思うんだ。


「そうだな。」

「うんっ♪ あっ、彰探しに行かなきゃ…!!」

「もう置いて帰ろう??」

「そうするー??」


意見を一致させたあたしたちは、荷物をまとめて楽屋を後にした。


「誰か彰の荷物持ったぁー??」

「彰、今日ケータイしか持ってきてないから自分で持ってんじゃない??」